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2012年04月20日

■はじめてのふるまらそんリポート!

長野オリンピック記念マラソンに参加してきました。
オリンピックを記念して実施される世界唯一の大会で、10000人がエントリーしています。

1998年といえば、なにがあるだろう。子供だったから、XJAPANのhideが永眠。和歌山毒物カレー事件発生。ドリームキャストの発売とかかな。

当時のアニソン、すさまじい懐メロっぷり。コナンのアニメがはじまったころ。
俺が二重の極みを習得しようとしていたころか……。

JR長野駅。垂れ幕から規模の大きさが伺える。

ビッグハットで受付、ランニング用品などが販売してあった。

復興、そして希望へ―――。適当にメッセージを書き込む。

明日に備えて眠る。その前に善光寺に向かう。

昭和レトロ通り。小雨が降ったのでロマンティックな感じになってる。

城山公園にいたアニキ。朝倉響子の『憩う』という作品なのだけど、胸元がはだけて『やらないか』にしか見えない。

明朝、運動公園に集合。サバと卵焼きとネギと鮭フレークのおにぎりを五つ食べる。
3000キロカロリー程度を消費するので、スタミナをつけとかないとばてる。

9:30 スタート。公式サイトにコースムービーがある。

35キロの壁で苦しむ。蓄えたグリコーゲンが枯渇してしまうから、ウイダ―インゼリーなどを携帯しておくのがベター。知っていたけどめんどくさがったのが失敗だった。

ラストはオリンピックスタジアム。花弁のような建物がかっこいい。

ダンスチームのライブパフォーマンス。全国大会で二位だったらしい。
機敏に動けてすごいなー。とても真似できない。

今日から運行の新車を貸切できた。運がいいだけ。なんだかリッチな気分になる。

シンボルマークは歴代オリンピックのなかでもお気に入り。来年も参加できたらいいな。

完走賞のフィニッシャーズタオル、参加賞のTシャツ、信濃毎日新聞とパンフレット。
この規模の大会にしてはメダルがないのはめずらしい気がする。

記録にも記憶にも残るイベントだった。たくさんの人に応援してもらえたし、ハイタッチも二百人以上とした気がする。マッチョな体育会系男子、元気な女子校生、親に抱かれている赤子、車椅子のおばあさんなど、それぞれ大きさや厚さの手触りが違ったのが印象的でした。

なんだか変態っぽいけど、つまり、その、いい意味で……なッ!

2012年04月01日

■『たったひとりのしまなみ縦走!』後編

尾道から今治の71キロを自転車で走破するしまなみ縦走。
とくに練習はしていないけど、感覚的には問題ない。

駅前のしまなみ交流館でスタンプラリーがはじまる。

カッ!(照りつける太陽の擬音)
船に乗って向島へ。ロストグラウンドとか向こう側の世界とかランタオ島とかそういうノリ。

海が奇麗だ。参加したのは正解だったなー。

チェックポイント。あれ? みんなのチャリがオレのとは違う。
「ちょっと無理かもしれませんねー」と、おじさんの笑い声。ザワザワ……。

生口島のサンセットビーチで確認。99%がかっこいいクロスバイク。約12キロ。乗り手も軽装。

わたしのママチャリ。約20キロ。カゴには10キロ近くの荷物。

『そんな装備で大丈夫か?』
『大丈夫だ。問題ない』

大三島橋。けわしい坂道が続く。橋ごとに坂があるのできつい。

サザエさんでも紹介されていた。
ここで右膝後十字靭帯損傷。大丈夫じゃなかった。問題ありだった。

向かい風の来島海峡大橋が最後の難関。

完走ッ!! スタンプもコンプリート。完走盾とハ・カ・タ・の塩をもらった。

■『たったひとりのしまなみ縦走!』前編

広島県尾道市に行きました。
奈良や京都とはまた違う文化の香りがする観光地です。

駅の奥は山、向かいは海。と、お得感のある景色。

広島県唯一の日本茶ばーUZI。お抹茶まっちゃラテをいただく。
宇治は京都だから、通常なら電車で三〇分かからない場所。ここで食べる意味はないけど美味しい。

尾道は、朝ドラ『てっぱん』のロケ地。

おのみっちゃんで使っていた衣装。

村上真知子がトランペットを投げて、あかりが海へ飛び込む場所。

おのみち文学の館 『志賀直哉旧居』。志賀直哉というと暗夜行路。

強烈な自我を有する時任謙作が、出生の秘密や妻の不義に苦悩し、自己と外界との葛藤(かつとう)にいらだちながら、やがて大自然(宇宙)の中に平安を得るまでの心理を描く。

学芸員さんと茶を飲みながら小一時間ほど話をする。楽しかった。

文学のこみち付近。なんかそんな感じ。

千光寺公園展望台。絶景だなー。

御袖天満宮。アニメ『かみちゅ!』の来福神社。

随所にこだわりを感じるアニメ。オススメです。
二〇〇五年の作品だから、もう八年も経つのか……。

天寧寺三重塔。室町時代の建物。左下のネコがポイント。

再び千光寺公園展望台。夕日スポットとして有名。明日はあの海を越える。

■余呉湖、伝説の羽衣を追え。リポート

知人とワカサギ釣りに行ってきました。

滋賀県余呉駅。旅に来たって気がする。

余呉湖は天女が天から舞い降り、水浴び中に羽衣を隠され、天に帰れなくなるという風土記羽衣伝説の舞台。天使の螺子の作中でも引用していた。

『天の八女(やおとめ)、ともに白馬となり、天より降りて、江の南の津で浴す。伊香刀美(いかとみ)西山に有りて、遥かに白鳥を見る。その形奇異なるによりて、もしやこれは神人(かみこの)かと疑(おも)いて、住(ゆ)き是(これ)を見るに、実に神人なり。是に於いて、伊香刀美即(ただ)ちに感愛を生じ、環去するを得ず。窃(ひそか)に白犬をやり、天衣を盗み取り、弟(いうと)の衣を隠し得たり。天女、これを知り、その兄(あね)七人、飛びて天上に去る。その弟一人飛び去るを得ず。天路(あまぢ)、永く塞がり、即ち地民(ぢのたみ)となる。』

ここで水浴びしていたという話。羽衣を盗み取る伊香刀美は卑劣漢。

『天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ』

百人一首とも関係するのかな。天女さま神々しい。

近畿屈指のワカサギ釣り場で釣果は平均40匹程度といわれている。
四時間くらい粘ったが、結果は……。

惨敗ッ!! ビジターセンターでてんぷらにしてもらった。